2003-05-14 第156回国会 参議院 内閣委員会、厚生労働委員会、農林水産委員会連合審査会 第1号
ようやく二百八十三名となったわけですけれども、これでは国自らが実施するいわゆる行政検査率、これ二二・八%という現状を大幅に改善することはできません。行政検査率を上げるためには、全国のセンターや全国の検疫所の機械機器の整備はもとより、人員を増やすなど体制を強化すべきだと思います。
ようやく二百八十三名となったわけですけれども、これでは国自らが実施するいわゆる行政検査率、これ二二・八%という現状を大幅に改善することはできません。行政検査率を上げるためには、全国のセンターや全国の検疫所の機械機器の整備はもとより、人員を増やすなど体制を強化すべきだと思います。
しかも、国の検査官はわずか二百八十三人で、行政検査率はたったの二・八%にしかすぎません。国内で食品を監視する地方自治体の食品衛生監視員も、専任の職員は千六百二十五人しかいません。新たに食品安全委員会を設置しても、肝心な現場の安全チェックの体制がこのような状態では、食の安全の確保は困難です。食品安全検査の体制を国、地方ともに抜本的に強化することが急務ではありませんか。
現状では、輸入食品の検査は二百六十八人の体制で、行政検査率は三%程度です。現在の人員で法改正をされたとして法律が十分機能できるのかどうか、その点についてはいかがですか。
また、行政検査率につきましても、御指摘のとおり平成元年、十一年ともに三・五%でございます。そして、職員の数でございます。これも今御指摘ございましたように、平成元年から平成十一年の間で八十九名から二百六十四名と二・九倍に増加してございます。
○岩佐恵美君 食品衛生監視員の数が二・九七倍、約三倍になっているわけですけれども、いわゆる行政検査率、これが全く横ばいである、上がっていないんですね。それはどうしてですか。
まず、輸入食品全体の検査率及び行政検査率ですけれども、八九年は全体が一八・一%、行政検査率が三・五%、そしてその十年後の九九年は全体が七・七%、行政検査率が三・五%。また、その間の輸入食品の監視員の数、八九年が八十九人、九九年が二百六十四人ということで間違いがないでしょうか。厚生省、いかがでしょうか。
第四は、輸入食品の行政検査率が非常に低いという問題です。九三年度の行政検査率は五・二%にしかすぎません。本改正により、輸入業者の自主検査が増大します。ずさんな検査がまかり通っているのではないかとの疑惑があります。検査官の大幅増員による行政検査率の引き上げや、業者検査に対するチェックの強化こそが求められています。 最後に、栄養成分表示の問題です。
輸入検査率は九三年度で一四・七%、うち、指定検査機関は八・五%、外国公的検査機関が二・三%、行政検査率はわずか五・二%にしか過ぎません。しかも、検査フリーパスの継続輸入、これは八九年では三万七千二百二十八件でありましたが、九三年には六万九千三百七十七件と倍近くふえているわけであります。
民間が行った検査を、今言われたようにクロスチェックをするためにも、あるいは行政検査率を上げるためにも、検査官を大幅に増員する、そのことが求められていると思いますけれども、大臣、いかがでしょうか。
二百名体制になれば、行政検査率また試験室内検査がどれくらいにふえる、そのように見込んでいらっしゃるのか、その辺をお伺いさせていただきたいと思います。 それから貿易の自由化、それから食生活の多様化によりまして、ますます輸入件数がふえると思いますが、これからの輸入食品の安全確保に対しまして、厚生省としまして、どのようなビジョンを持っていらっしゃるか、簡潔明瞭にお答えいただきたいと思います。
ちょっと目に触れるだけでも大変危ないという状況の中で、こういう状況というのは、特に行政検査率が年々低くなってきている、五〇%だったのが一八%になっているという点で大丈夫かなということを改めて感じます。
輸入食品の行政検査率は五%前後です。しかも、このように低い検査率でも違反は年間五百件以上に上っています。これで経済大国、文化国家などと言えるでしょうか。 さらに、外国と日本の農薬や添加物に対する考え方が違ったり、長期輸送に耐えるために日本向けにしか使用しない農薬や添加物などが使用されることもあります。
そういう実態と今のお聞きした行政検査率の低下、自主検査だけはどんどんふえている、果たしてこれで大丈夫なのかな、こういう不安を私ども感じるわけです。 六十年には監視員が六十七名だったですね。その後八名増員があって七十五名。一億二千万人の国民は七十五名の食品監視員の人たちに命を託していると言っても過言ではないと思うのですね。